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がっちゃん放言記

2026年3月3日

DMN

脳科学の分野において、私達の日常生活と深くかかわる興味深い研究があります。デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)と言われています。一言で言えば、人間の生きづらさの核心であるネットワークで、「脳が特に何もしていない(ぼーっとしている)時に活発に動く現象」のことです。

DMNは外部のタスクに集中している時ではなく、意識が「内側」に向いている時に働きます。

(1)その現象

  1. 自分語り:「自分はどう思われているか」「私はこういう人間だ」といった自己イメージの構築をする。これが「自我への執着」という生きづらさを生みます。

  2. タイムトラベル(過去と未来):過去の出来事を思い出して後悔したり、未来の不安をシミュレーションして不安になったりする。「今」を忘れ、単なるエゴの維持に外なりません。

  3. 他者の意図の推測:「あの人はなぜあんなことを言ったのか?」と空想する。

(2)不都合な事実

  1. DMNが過剰に働くと、過去の後悔や未来の不安を自動的に何度も再生し続け、脳が莫大なエネルギーを浪費し、精神的疲労を起こします。

  2. 「集中力」と「判断力」の低下を招きます。

  3. 過剰な自意識と他者への無関心から人間関係に支障をきたします。

  4. うつ症状や不安障害を起こし、「今」を楽しめないので幸福感を喪失します。

(3)DMNの活動を鎮め、脳を「今、ここ」に引き戻す方法 

その1つに Awe(オウ)体験があります。圧倒的な大自然や芸術に触れると、脳は「自分語り」をしている暇がなくなります。あまりに巨大な情報が入ってくると、DMNによる「いつもの物語」が一時停止し、脳が強制的にリセットされます。

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この記事の著者

税理士 緒方 芳伸

35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。

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