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「謎の島」姫島(ひめしま)

がっちゃん放言記

2025年2月3日

「謎の島」姫島(ひめしま)

大分県の国東半島から6km沖合の瀬戸内海に浮かぶ姫島という小さな島があります。この島は、大分県の医者から「謎の島」と呼ばれています。なぜ謎の島と呼ばれているかというと、この島は寝たきりの老人が少なく、健康寿命が長いからです。健康寿命とは、病気などにより日常生活を制限されず、健康な毎日を過ごせる期間を言います。それではなぜ姫島には寝たきりの老人が少ないのでしょうか。結論から言うと、その原因は、姫島の人々の食生活にあります。

姫島は、東西が7km、南北が広い所で4kmしかありません。水が少なく、米はほとんど作ることができません。昔から米に変わる主食として作られてきたものがさつま芋でした。姫島の人々の食生活を見てみると、海の特産物であるひじきを中心とした海藻類と、畑で採れた野菜、そして主食であるさつま芋がよく食べられています。食物繊維・鉄・ビタミンAが豊富に含まれている海藻に加えて、腸内環境を整えるさつま芋をうまく取り入れたバランスの良い食事をしています。日常食として食べる郷土料理に「いもきり」があります。これにもさつま芋が使われています。「いもきり」とは、さつま芋で作った麺に「けんちゃん」と言われる大根やにんじん、豆腐などを入れた具沢山の汁をかけて食べる栄養満点の料理です。

さつま芋の食物繊維は、セルロースやペクチンで、腸内の善玉菌を増やし、腸内をきれいにするので大腸ガンの予防になります。またさつま芋にしか含まれていない成分が、ヤラピンで腸のぜん動運動を促進し、さらにガングリオシドという成分はがん細胞の増殖を抑え、認知症の予防や抗酸化作用、アンチエイジングの効能もあります。さらにさつま芋は、熱にでも壊れないビタミンCも豊富で抗酸化作用、美肌効果もあるし、免疫力の向上や骨の発達にも寄与します。目の健康に欠かせないビタミンAも豊富です。このような食事とともに畑仕事などで運動量を確保し、太陽光をしっかり浴びているので、元気な老人が多いのは当たり前と言えます。

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この記事の著者

税理士 緒方 芳伸

35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。

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