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自然の摂理

がっちゃん放言記

2024年10月3日

自然の摂理

農業と行き過ぎた資本主義(新自由主義)が相性が良くないのは何故かについて考えてみたいと思います。資本主義は、利潤を求めて生産性の向上、効率化、大量生産、テクノロジー至上主義を追求していきます。一方、農業の方は、自然の摂理の中で、持続可能性を求めていきます。両者は全く違う性質のものなのです。資本主義の論理である生産性の向上、効率化、大量生産、テクノロジー至上主義は、すべて人間の勝手な論理で、行き過ぎると、自然の摂理と合わない領域に平気で入っていき、自然破壊を起こすこともあります。

人間が自然を征服できると考えるのは、人間の単なる傲慢以外の何者でもありません。人間は台風一つ止めることができません。地震や津波の前で何ら力を発揮できません。

人間が自然の摂理に背いた例を紹介します。それぞれの生き物の命は一つの地球の上で役割を持ち、つながりあって命が成り立っています。

ドードーという飛べない鳥が、かつてインド洋のモーリシャス島に存在していました。しかしその島に人間がやってきて食べるために乱獲し、飛んで逃げることができないドードーはあっという間に絶滅してしまいました。すると島の樹木に異変が起き始めます。ドードーが食べていたカリバリア・メジャーという木の実は、そのフンと一緒に排泄させられてはじめて発芽するのです。ドードーの絶滅によって島独自の樹木の命も絶たれてしまいました。さらにこの樹木にだけ宿る昆虫や微生物なども絶滅していきます。このように一つの種の命は他の種の命につながっています。これが自然の摂理です。

何故人間のみが自然の摂理に背くのでしょうか。おそらく人間が欲深い生き物だからだと思います。その欲を正当化する資本主義は、行き過ぎると、新自由主義となって、強欲に走り自然の摂理に背くのだと思います。逆襲に遭(あ)うまで。

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この記事の著者

税理士 緒方 芳伸

35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。

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