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がっちゃん放言記
2024年2月5日
生命ということばの中には、命と「いのち」という2つの意味が込められています。命とは、個体として「閉じられ限定された生命体」と言われています。これに対して「いのち」とは個体に閉じ込められたものではなく、「開かれ連続する生命体」と言われています。「いのち」とは、先祖から脈々と継がれているものです。この二つは全く別のものではなく重なり合い「いのち」の方がはるかに大きく、命は「いのち」の中に含まれています。命は時間的に有限であるのに対して「いのち」は悠久の流れを持った無限のものなのです。命には死があるのに対して「いのち」には死がありません。
命と「いのち」を科学的に説明するには限界がありますが、強いて説明すれば「いのち」はDNAによって悠久の流れを持って継続するように設計されているのです。他の動物と同じように、私達人間個人は命であり、生まれたからには死を持って終わるように設計されています。しかし、その奥にある「いのち」は死をもって終わりません。
それではなぜ命には死があるのでしょうか。その答は命を持って生きている個体を取り巻く自然は常に変化しているからです。変化する自然に適応するためには、命もまた変化して進化(成長)しなければなりません。固体の命は死ぬことで「いのち」は次の世代に繋がれ、多様化していきます。多様化することで変化する自然に適応するものが残り「いのち」は継続していくのです。
命にとって、生まれた時から死はプログラムとしてセットされていたことが分かります。命は死によって一端「いのち」の元に帰っていきます。そして再び別の個体の命としてまた生まれてきます。この繰り返しが、私達が見ている生と死の現象なのです。しかし、感情を持つ私達人間にとって、一個体の命の死はとても悲しいものです。そして理不尽に感じます。私達を取り巻く自然は無常にできています。感情を持つ私達人間は執着しないことを悟らねばいけません。

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この記事の著者
税理士 緒方 芳伸
35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。