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がっちゃん放言記
2024年1月11日
2024年(令和6年)の元旦は、今年の日本の厳しい現実を予測するような幕開けとなりました。こともあろうに、元旦早々マグニチュード7.6、最大震度7.0という能登半島地震に見舞われ、沢山の尊い命が失われました。
日本は世界でも有数の災害国です。昔から地震、津波、台風など様々な災害によって多くの人命と財産が失われてきました。このため日本人は独特な自然観を持つようになりました。自然の偉大さの前では人間の無力さを自覚し、自然を征服しようという態度ではなく、自然と一体となり、自然と調和して生きていこうという自然観を持つようになりました。今ではなくなりましたが、日本には「お天道様(おてんとうさま)が見ている」という教えがありました。日本人のDNAの中には、素晴らしい規律正しさ、謙虚さ、勤勉さ、そして感謝の心があります。最近でもそのなごりとして列車に乗るとき、降りる人を優先して強引に割り込んだりしません。横断歩道の信号もよく守ります。外国に行くとこのような美しい光景はあまり見ることができません。
一方で日本人には中国の災異説(さいいせつ)に似た天譴論(てんけんろん)という考え方もありました。これは国家の政治が乱れたり、国民が欲に狂って堕落すると、天は何らかの災害を起こして人間に罰を下すという思想です。最近の政治は、国家観のない政治家が醜い権力争いをしたり、現場を無視した悪い政策をして暴走しているように見えます。そうして見ると、天譴論もうなずけます。その例がインボイス制度です。電子帳簿保存法や2024年問題と言われる建設業界などへの働き方改革もそうです。現場に合っていません。人災です。人間が決めた法律で人間が苦しんでいます。
何もできない人間にかわって、天はこれを罰するために災害を起こしているに違いありません。この調子でいくとまだまだ日本に災害が続くリスクがあります。人災が原因で善良な人間が天災の犠牲になるのは理不尽です。日本人のDNAが目を覚ます時期がきました。

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この記事の著者
税理士 緒方 芳伸
35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。