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がっちゃん放言記
2023年10月4日
人が決めたことで人が苦しむ。
人が決めたことは人が良くなるために決めたはずである。
しかし、インボイス制度は、人が苦しむだけである。
苦しんだ後、何かいいことがあるかというと何もありません。
いきなり煩雑なことを押し付けてきます。
なにせ事務処理が煩雑です。
煩雑さの先に生産性が上がるというのであれば、社会貢献としてその煩雑さに耐えることができます。
しかし、耐えた後には生産性が低下するとしか思えません。
このような絶望的な制度に価値を見いだすことはできません。
インボイス制度の次に電子帳簿保存法が2024年1月1日より施行されます。
現在、紙で保存している帳簿類は検索機能をつけて、電子で保存しなければならないという制度です。
電子取引はもちろん原始証憑(げんししょうひょう)と言われる領収書などの「取引があったことを証明する書類」も全て電子で保存しなければならなくなります。
これも手間とお金のかかる制度です。
この2つの制度を見ていると、人が決めたのに人が苦しむ制度で、人にいいことは何もありません。
一体誰にメリットがあるのか。
それは国民を管理しようとする国です。
国のために国民が犠牲になることを続けると、過去の歴史にあったように国家の暴走を許すことになります。
私はそのことが心配です。
「墓穴を掘る」という言葉があります。
戦争中捕虜を処刑する時、自ら穴を掘らせ首を刎ねて、その穴に埋めたと言われています。
今回のインボイス制度と電子帳簿保存法は繋がっており、国家が国民に自らの墓穴を掘らせているようなものです。
人災を飛びこえて、国家の暴走を許すと国家の存亡に関わる問題になりかねません。

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この記事の著者
税理士 緒方 芳伸
35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。