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がっちゃん放言記
2023年5月10日
江戸時代に三大飢餓(享保、天明、天保)がありました。
正しい数字はつかめませんが、計約240万人の餓死者が出たと言われています。
三大飢餓は50年周期で襲ってくる異常気象(大雨による洪水や冷害そして害虫)が原因でした。
しかし、三大飢餓の中にあって、餓死者が出なかった藩がありました。
薩摩藩です。
サツマイモを栽培していたからです。
異常気象になると、稲作は大きな被害を受けてお米の生産ができなくなりますが、サツマイモは、肥沃な土地より荒地を好むと言われているように干ばつや多雨に強いことに加え、イモが地下にあるために害虫にも強い便利な作物である上に、肥料もあまり要らず農薬もいりません。
サツマイモが飢饉を救ったのは、栄養価が高いことが挙げられます。
エネルギー源としてデンプンの含有量が多く、作物の中で単位面積当たりのカロリー生産量が最も高く、お米の1.7倍もあります。
その上、ビタミンB、ビタミンCも多く、カルシウムもかなりあります。
またサツマイモは食物繊維を多く含んでいますから、腸の働きを活発にし、排便を良くします。
体の健康にも良く、体力を高め、気力も充実します。
ロシアのウクライナ侵攻は、予見不能な想定外の事態に備えておく必要性を我々に教えてくれました。
我が国は地政学的にロシアと同じような専制主義的国家が周辺に2つも存在します。
台湾の有事がいつ発生するか分かりません。
もし発生すれば、中国は日本周辺のシーレーンを破壊してきます。
シーレーンが破壊されれば、小麦も牛肉も輸入できなくなり、輸入穀物に依存する畜産業は破滅します。
この時日本はほとんど米と芋だけの終戦時の生活に戻ります。
現在、日本は1年あたり米1,400万トン必要ですが、現在供給量は675万トンしかありません。
その時、サツマイモが再び救世主になるかもしれません。

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この記事の著者
税理士 緒方 芳伸
35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。