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がっちゃん放言記
2022年1月31日
「ガッチャン放浪記」のP173に「剣道で相手に打ち込まれるのは、 大抵息を吐いている時である」と書いたところがあります。これに対して、ある方から「剣道の打突の好機は、 相手が息を吸うところ」とネットに書いてあったが間違っていないかという指摘がありました。
貴重なご意見ありがとうございます。 舌足らずの表現だったことをお詫びいたします。しかし間違ってはいません。
静止したものを説明する場合、 言葉は易しいですが、動いているものを説明するのは難しいと改めて感じました。当たり前ですが、 呼吸とは、呼気と吸気の動きの繰り返しです。そこで、呼吸の 動きの身体への影響について述べます。
① 吐く時は、身体に力が入るのに対して、吸うときは身体に力が入りません。
② 吐く時は、身体がリラックスするのに対して、吸うときには身体が緊張します。
③ 吐く時は、呼吸調整が難しいのに対して、吸うときは呼吸調整が容易です。
「機を読む」という言葉がありますが、これは「気を読む」ことと同じかもしれません。剣道だけではなく、武道全般は「機を読む」スポーツと言われています。「機をを読む」というのは、 動きの中で感じる触感なので言葉での表現は難しいのです。
なぜ剣道で相手に打ち込まれるのが、息を吐いているときかを説明します。こちらが打突に行くのは確かに相手が息を吸っている時です。人間は呼吸の切り替わりの時(吸う→吐く、吐く→吸う)は、身の動きが鈍り(止まり)ます。そこでこちらの打突を効果的にするには、相手が吐く時、 しかも呼吸調整のしにくいと思われる呼気相初期に行うことが必要です。相手の呼吸が切り替わる時、 すなわち息を吸って吐こうとする瞬間に、思い切って打突に行くとよく決まるというわけです。だから打突の開始は、 相手が息を吸っている時、打突が相手を捉えるのは、相手が息を吐いている時となるのです。

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この記事の著者
税理士 緒方 芳伸
35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。