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がっちゃん放言記
2021年12月31日
「ガッチャン放浪記」で「多座標軸の世界」と共に反響があったのはp176の「脱日常性の目」でした。当時「真の幸福」とは一体何であろうかと、私が思い悩んで書いたものです。
私達は誰だって幸福になりたいと願います。そして幸福であるためには、 日常性の中で経済的・物質的に恵まれることが必要だと思うようになります。そして幸福を目的として、お金や地位や名誉を求めるようになります。しかし、 実際はどうでしょうか。お金や地位や名誉をもし得たとしても何か一つ足らないと感じるのではないでしょうか。 これはなぜかというと、 日常性の中では顕在意識までなかなか上ってこないが、 潜在意識の中に、日常性を急に遮断する死の恐怖があるからです。死は誰にとっても怖いものです。死の恐怖を克服しない限り、日常性の中で小さな我(自我)に閉じこもり、金や地位や名誉を求めても決して真の幸福は得られません。
真の幸福を得るためには、自分という小さな我(自我)を突き破らないとできません。小さな我(自我)は日常性を志向します。日常性を志向すると視野が狭くなります。自分の小さな我(自我)を突き破る手段として「脱日常生の目」があります。脱日常性とは単に行為の問題ではなく視野の問題です。
脱日常性の目で自分を見ると、 自分の小さな我(自我)を冷ややかに見つめることができ、それができれば、 自分の醜い小さな我(自我)を突き破ることができます。非日常性の世界を見つめた時、大我に接することができるからです。「脱日常性の目」というのは、大我に目覚めた目のことを言います。大我に目覚めると、日常性を踏まえた上で、非日常性の世界を見つめることができるようになります。小さな我(自我)の世界で生きれば、潜在意識からくる死の恐怖があります。しかし、大我に目覚めれば、非日常性の世界を知っていますから死の恐怖はありません。潜在意識の中に死の恐怖がなくなれば、一つ足りなかったものが何かに気づくことができます。脱日常性の目から見ると、 お金や地位や名誉は大したものではありません。もちろんあってもかまいません。大我に目覚めて生きることこそ真の幸福なのです。

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この記事の著者
税理士 緒方 芳伸
35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。