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働きアリの法則

がっちゃん放言記

2021年10月31日

働きアリの法則

働きアリのコロニーは次の三つの集団から構成されています。

① 一生懸命働くアリ 
② 時々サボりながら普通に働くアリ 
③ サボってばかりいてロクに働かないアリ 

その割合は常に2:6:2になっています。

この「働きアリの法則」は、企業や組織などの人間の集団にも当てはまります。

この法則は人間に大切なことを教えてくれます。

もし社員全員が仕事をバリバリやる積極的で優秀な①のタイプばかりだったら、その組織はどうなるでしょうか。

一時的には生産性が上がります。

しかし、しばらくすると殺伐とした空気になって生産街が落ちてきます。

優秀な①の人たちは「俺が俺が」という自己主張が強いため、個人プレーになり、全員が対抗意識むき出しに競い合います。

その結果、足の引っ張り合いになり、職場は戦場と化し、息苦しい空気になり、次第に疲弊してきます。

結果として生産性が下がってきます。

実は、企業や組織では②の人達、③の人達にも重要な役割があります。

②の人達は仕事熱心ではありませんが、リーダーがいて、指示を出せば従順に動く人達です。

全社一丸になるには、この人達が必要で、この人たちがいるから大きな仕事ができるのです。

働きの悪い③の人達にも大切な役割があります。

企業や組織の中で必ず「潤滑油」の役目を果たしています。

冗談を言ってみんなを笑わせたり、社内旅行や飲み会で盛り上げ役になったり、ムードメーカー的な役割をしたりします。

人は自分より仕事のできない人がいると妙に安心感を与えてくれます。

かつての日本の多くの企業や組織では2:6:2の「働きアリの法則」が保たれていました。

日本人には智慧があったからです。

生産性のみを異常に重視する考え方(成果主義)が外国から入ってきて、逆に日本は成長しなくなりました。

日本人はネットなどで、知識は簡単に得ることはできるようになりましたが、智慧を教える人がいなくなりました。

そして口では多様性が大事と言うくせに、生産性のみを異常に追求する格一的な社会になってきました。

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この記事の著者

税理士 緒方 芳伸

35年間ずっと試行錯誤しながらやってきました。
35年間税理士事務所・会計事務所を経営して出した結論は、税務と会計を徹底して追求することでした。
今は、本業を徹底することが、経営理念を達成できる一番の近道だと考えています。

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